日本でAmazonがホームセキュリティーの関連事業を開始しているのはご存じでしょうか?
先日、ドアベルとセキュリティーカメラの製品が日本初上陸しましたので紹介します。
すでに米国をはじめとした8カ国で「Ring」というブランドで、展開しています。
いわゆる家の外(玄関)に置くカメラ製品と屋内に置く見守り系カメラとなっております。
手軽なホームセキュリティですね。
値段がそこまでお高くはなく、インターホンが23,980円、屋内カメラが名6,980円、外にも取り付けられる屋外対応カメラが11,900円というイメージ。
同時に先に参入しているGoogleの製品やその他有力メーカーの比較もしたい。
ドアベルインターホンは日本はすでに存在している市場で、どこまで受け入れられるか不明ですが、屋内向けの見守りカメラ系はブランドによっては最近安いものもあるので検討している人の参考になればと思います。
紹介メーカー
- Amazon Ring
- Google Nest
- TP-Link
- Panasonic
Ringについて
Ringは2013年の創業以来、誰もが安心して暮らせる街づくりを目指しています。
wifiに接続して使用するカメラ付きドアベルから、DIY用のRing Alarmシステムまで、Ringのセキュリティ製品とアプリは、手頃な価格で家全体と近隣を守る安全な暮らしを提供します。
Ringは、すべての人にとってセキュリティが身近で便利な存在になり、地域社会をひとつにする取り組みを展開しています。
引用:Amazon Ring
Ringでできること
訪問者がドアベルを押した時や、ドアベルやセキュリティカメラに搭載されているモーションセンサーが反応した時に、リアルタイムでRingアプリをインストールしたスマホなどの端末に通知が届きます。
各デバイスは1080P HDビデオのライブ映像および双方向通話機能を搭載し、Ringアプリをインストールしたスマホでご自宅や室内の様子をリアルタイムに確認でき、外出先からでも通話が可能です。
Alexaスキルを有効化すれば、対応する画面付きEchoデバイスやFireTVシリーズでも映像確認と通話ができます。
引用:Amazon Ring
Amazon Ring
Amazonのホームセキュリティ製品群が登場しましたね。
日本の住宅事情にも合った取り付けが簡単な製品も投入されており、今後が楽しみです。
個人的には、「Ring Indoor Cam」が気になっております。
サイズも非常にコンパクトなので、家に合ったも全然気にならなそうなサイズ感が魅力的です。

主要諸元
Google Next Cam
単なる見守りカメラからさらに一歩進んで、最先端のGoogleのAI画像認識機能が欲しいという人にはこちら。
外に置く用の場合は対象の人を画像で認識した上で、誰が写っているということまで手元のスマホやGoogleわかるという優れもの。
この機能は屋内ではあまり必要ないがが、DoorBellをドアホンとして活用する場合には、セキュリティーレベルがグッと上がること間違いなし。
人物情報とともに鮮明な画像で、動画の録画もできるので、不審人物対策にも使えそうです。
主要諸元
Google Nest Cam (屋内、屋外対応 / バッテリー式) ![]() | Google Nest Cam (屋内用 / 電源アダプター式) ![]() | Google Nest Doorbell (Battery Type)![]() | |
価格 | 19,980円 | 9.980円 | 19,980円 |
音声アシスタント | Googleアシスタント対応デバイスや Amazon Alexa 搭載デバイスで動作 | Googleアシスタント対応デバイスや Amazon Alexa 搭載デバイスで動作 | Googleアシスタント対応デバイスや Amazon Alexa 搭載デバイスで動作 |
カメラ | 1/2.8 インチ 2メガピクセル センサー 対角画角 130°… 1/2.8 インチ、2 メガピクセル センサー 対角画角 130° 6 倍デジタルズーム アスペクト比 16:9 | 2メガピクセル カラーセンサー 対角画角 135° 6 倍デジタルズーム アスペクト比 16:9 | 1/3 インチ 1.3メガピクセル カラーセンサー搭載 6 倍デジタルズーム アスペクト比 3:4 |
動画 | 最大 1080p、30 FPS、HDR 24時間連続稼働のライブビュー機能 ナイトビジョン機能 HDR H.264 エンコード | 最大 1080p(1,920 × 1,080)、30 フレーム/秒 24時間連続稼働のライブビュー機能 ナイトビジョン機能 HDR H.264 エンコード | HD、960 x 1,280 ピクセル、最大 30 FPS 24 時間連続稼働のライブビュー機能 ナイトビジョン機能 HDR H.264 エンコード |
動画履歴 | 最長 3 時間のアクティビティ検出時動画履歴(無料) Google Nest Aware を定期購入(別途契約)すると、最大 60日間のアクティビティの動画クリップをキャプチャして保存できるようになります。 | 最長 3 時間のアクティビティ検出時動画履歴(無料) Google Nest Aware を定期購入(別途契約)すると、最大 60日間のアクティビティの動画クリップをキャプチャして保存できるようになります。 | Google Nest Doorbell (Battery Type)では、3 時間のアクティビティの動画履歴を利用できます。 Google Nest Aware を定期購入すると 30 日間のアクティビティの動画履歴、Google Nest Aware Plus を定期購入すると 60 日間のアクティビティの動画履歴にアップグレードできます。 |
オーディオ | 高品質のスピーカーとマイク ノイズキャンセル機能付きの双方向音声 | 高音質のスピーカーとマイク ノイズキャンセル機能付きの全二重双方向音声 | 高音質のスピーカーとマイク ノイズ キャンセル機能付きの双方向音声 |
モーション検知機能 | モーション センサー x 1 水平画角 110° 最大 7.5 m | – | PIR(モーション / 近接センサー) 磁力計 |
ナイトビジョン機能 | 最大 6.10 m 先までの照射に対応 高出力 850 nm 赤外線 LED x 6 | – | – |
照明 | なし | – | – |
無線 | Wi-Fi: 802.11a/b/g/n/ac(2.4 GHz / 5GHz) WEP、WPA、WPA2、WPA3 の暗号方式に対応 Bluetooth Low Energy(BLE) | Wi-Fi: 802.11a/b/g/n/ac(2.4 GHz / 5GHz) WEP、WPA、WPA2、WPA3 の暗号方式に対応 Bluetooth Low Energy(BLE) | Wi-Fi: 802.11a/b/g/n/ac(2.4 GHz / 5GHz) WEP、WPA、WPA2、WPA3 の暗号方式に対応 Bluetooth Low Energy(BLE) |
セキュリティ | オンデバイスの機械学習 セキュアブート セキュリティの自動更新 128 ビット AES 暗号化(TLS / SSL) 内蔵磁力計(磁気センサー) | オンデバイスの機械学習 セキュアブート 自動セキュリティ アップデート 128ビット AES 暗号化(TLS / SSL) | オンデバイスの機会学習 セキュアブート 自動セキュリティ アップデート 128 ビット AES(TLS / SSL) |
ポートとコネクタ | Google Nest Cam では独自の磁気コネクタを採用しています | – | – |
電源 | 充電式リチウムイオン電池(内蔵)6 Ah、3.65 V. 屋内用定格充電ケーブル(1 m)付属 7.5 W USB-A 電源アダプター付属 Google Nest Cam 防塵・防滴ケーブル(5 m / 10 m)およびその他の電源オプション(別売り) | USB-A コネクタ搭載の 3.0 m 電源ケーブル付属 7.5 W USB-A 電源アダプター付属 | 充電式リチウムイオン バッテリー(内蔵)、6 Ah、3.65 V. または既存のチャイムや充電用の配線接続を使用- 電圧: 8~24 VAC – 電源: 10 VA – 周波数: 50~60 Hz |
取り付けオプション | 壁面に 2 本のネジで取り付け 金属面にマグネットで取り付け Google Nest Cam スタンド(別売り) | テーブルトップ(テーブル設置式) 壁面への取り付け(一体型の壁取り付けプレートと 2 本のネジを使用) | |
動作温度 | –20°C~40°C | 0˚C~40˚C | –20°C~40°C |
充電温度/保管温度 | 0˚C~40˚C | -20˚C~60˚C | 0˚C~40˚C |
耐候仕様 | 防水・防塵性能(IP54) | 屋内専用 | 防水・防塵性能(IP54) · 相対湿度範囲: 20%~85% |
ライト | RGB ステータス LED | RGB ステータス LED | 白色 LED リングライト RGB LED ステータス ライト |
カラー | Snow | Snow | |
サイズと重量 | カメラ: 長さ: 83 mm 直径: 83 mm 重量: 398 g マグネット式取り付けプレート: 直径: 8.2 cm 重量 壁掛け用マウント: 94.7 g 壁取り付けプレート: 7.7 g マウント + プレート: 102.4 g | 高さ: 98.47 mm 幅: 64.03 mm 奥行: 56.93 mm 重量(電源ケーブル使用時): 393 g1 | 幅: 46 mm 奥行: 24.1 mm 高さ: 160 mm 重量 · 206 g |
持続可能性 | Google Nest Cam は持続可能性に配慮したデザインで、プラスチック製部品の 47% にリサイクル素材を使用 | Google Nest Cam は持続可能性に配慮したデザインで、プラスチック製部品の 45% 以上にリサイクル素材を使用 | Google Nest Doorbell(Battery Type)は持続可能性に配慮したデザインで、プラスチック製部品の 45% にリサイクル素材を使用 |
言語 | 英語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ノルウェー語、スペイン語、スウェーデン語 | – | 英語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、 イタリア語、日本語、ノルウェー語、スペイン語、スウェーデン語 |
保証書 | 1 年間の限定保証(同梱の資料に詳しい説明があります) | 1 年間の限定保証(同梱の資料に詳しい説明があります) | 1 年間の限定保証付き |
公式サイト (オンラインストア) | Google Store | Google Store | Google Store |
TP-Link
個人的には、見守りカメラ製品では最もおすすめしたいのがTP Linkの「Tapoシリーズ」です。
TP LinkはWifiルーターの製品が有名なグローバルメーカーさんですが、日本でも最近はじわじわと人気になってきているような気がします。
製品もよく、価格も比較的安いのでコスパが良いと評判です。
わたしも自宅のWiFiルーターはTP-Linkさんの製品を絶賛活用しております。
専用アプリで、情報(画像や動画)が確認できるのは、AmazonやGoogleと基本的には同じです。
紹介したTapo C210、Tapo C200に関しては、カメラ本体をアプリで動かして操作できる点が秀逸です。
しかもこのお値段となると、他のメーカーは太刀打ちできないのではと思ってしまいます。
主要諸元
パナソニック
国内メーカーで最も安心感のあるのは、パナソニックの見守りカメラではないでしょうか。
新型のKX-HDN215-Kはペットカメラというネーミングからペット向けの機能が充実しています。
KX-HC600K-Wは旧型になりますが、小型軽量で人気がありました。
ただこちらはKX-HC600K-WはWiFIiーターに加えて、「ホームユニット」と呼ばれる機器との接続が必要というところで機器そのものの値段が割高に感じてしまうかもしれません。
値段はTP-LInkと比較して、値段は高くなっておりますがセキュリティ製品ということから安心を買うという意味でまだまだ根強い人気があります。
やや、アプリ設定が難しいという声があるようで心配な部分もありますが、国内メーカーをどうしてもという方にはぜひ。
主要諸元
パナソニック 屋内HDペットカメラ KX-HDN215-K ![]() | パナソニック 屋内スイングカメラ KX-HC600K-W ![]() | |
Amazon価格 | 21,470円 | 27,800円(ホームユニット付き) |
消費電力 | 待機時:約3.5W 動作時:約8.0W | 待機時:約1.3 W 最大時:約4.0 W |
外形寸法 | 約 133×98×98(mm) | 約115×77×77mm(突起部除く) |
質量 | 約450g | 約270 g |
使用環境条件 | 温度:5 °C ~ 35 °C 湿度:45 % ~ 85 %(結露なきこと) | 温度:5℃~35℃ 湿度:45%~85%(結露なきこと) |
無線通信方式 | 規格:IEEE802.11 b/g/n準拠 周波数範囲/チャンネル:2.4 GHz ~ 2.5 GHz / 1 ~13チャンネル セキュリティ:WPA™/WPA2™(暗号化方式:TKIP/AES、認証方式:PSK)、WEP(64 bit/128 bit) | DECT:1.9 GHz TDMA-WB |
撮像素子 | CMOS 200万画素 | CMOS 30万画素 |
出力映像 | FHD(1920×1080) HD(1280×720) VGA(640×480) | VGA/QVGA |
最低被写体照度 | 0ルクス | 0ルクス |
焦点距離 | 固定(1.5m~∞) | 固定(0.5 m~∞) |
撮影範囲(カメラ画角) | 水平約54°、垂直約31° | 水平:約70° 垂直:約50° |
可動範囲 | 水平:約+153°~-153° 垂直:約+29°~ -29° | 水平:約+170°~約-170° 垂直:約+20 °~約-20° |
動作検知範囲 | – | 水平:約70° 垂直:約50° |
対応SDカードの種類 | microSDHCカード:4 GB~32 GB microSDXCカード:64 GB~256 GB UHS class1以上 | – |
対応SDカードのスピードクラス | Class10 UHS Speed Class 1 以上 | – |
対応SDカードのフォーマット | microSDカード:FAT16 microSDHCカード:FAT32 microSDXCカード:exFAT | – |
対応SDカード記録方式 | 動画情報:MPEG4(動画部分:H.264、音声部分:AAC) | – |
最大記録容量(ファイル数) | ファイル数上限:約65,000件 (全体ファイル容量がSD容量を超えない場合) | – |
コード長さ | ACアダプターコード:約1.8m | 電源コード:約1.8 m |
まとめ
結論Amazon系の製品が好きか、Google系の製品が好きかという理由で決めて良さそう。
どの製品についても基本的な機能はしっかり揃っているので、どれを買っても問題ないと思う。
私個人的には、ハイレベルな機能までは必要としていないので、TP-Linkさんの製品が価格とともに魅力的に感じている。
私個人のセキュリティ情報なんてたかが知れているので。
おしまい