
こんにちは、Kevinです。
留学先の大学院の、中国人の英語力に日々ビビっている私です。
海外留学くる中国人ですから、その時点で頭いい人というフィルターはかかっていますが、やはりうまい人が多いなあという印象です。
わたしは
- 大学時代にTOEIC400からTOEIC860
- 会社員時代に更に学習を続けIELTSの学習に没頭
- 海外大学院に留学
な人間です。
僕は、日本で生まれ、育ち、日本の大学卒業なので、多くの人と同じ環境で社会人になりました。
会社に入って英語に苦労して、今も苦労しています。
さて、この記事ではこんなことが書いてありました。
中国の英語教育
- 自前主義をすてて、イギリスと共同で教員や英語の検定試験を開発した
- 小学生には大量の英語をシャワーのように聞かせて、それを繰り返すことを徹底
- 就職人気企業では入社時に英語力が必須なので大学生が勉強する
日本人が英語ができない理由
- 普通の日本人には英語を学ぶインセンティブがない
(企業が英語力を求めてこないから)
こんな感じ。
激しく同意です。
別に勉強しなくても就職できてしまうから、勉強しないわけですよね。
グローバルで活躍する!という大きな目標を掲げた学生や社会人はそう思うのかもしれません。
が、全体の10%くらいじゃないでしょうか。感覚値。
多くの一般人に取って、わざわざそこまでしなくても生きていけるし、問題ないわと考えるのが普通かもですね。
日本トップクラスの人気企業では就職活動で、募集時に英語力を求めてくるようになってきているようですが、具体的なレベルは示されていないようです。
転職活動ではTOEIC◯◯◯点以上、みたいに明示されるのが当たり前なのに。
曖昧さを残しているので、学生はなんとなくイケるのではと考えちゃうのでしょう。
大学生に対して明確に必要英語力を数値で明確にしてあげたほうが優しい気がします。
友人の中国人に聞いてみた
中国の大学生は英語力をとても練習します。なんやかんやで中国国内の名門大学に行っている人は、大学院でアメリカとかイギリスに行きたがるので、TOEFLとかIELTSをたくさん勉強します。
今の子どもは小学生のころから、英語にたくさん触れている。
親たちが英語ができることが将来の収入に影響することを知っているからです。
わたしの友人コメントより
中国人は気合と根性で英語力をあげようとする人が多いそうです。
たしかに、町中の人は英語を話せる人は殆どいませんが、大学生は就職のために留学のために頑張ってスキル獲得に励んでるとのことでした。
台湾人もとても上手
あと、中国ではないのですが、台湾の出身の学生も大変英語がうまいです。
理由はまず就職する時に英語力が求められるということと、
大学の授業が英語で展開されるケースが多いということにあるそうです。
台湾の大学ではそこそこのレベルの大学に進学するとでは英語での授業が多いらしいです。
ので、英語で働けるスキルが身につくそうな。
学部4年間がオール英語だと、当時の僕なんかは完全に参ってしまいますが、そんな環境にいたら英語力が高まるのは間違いないなあ思います。
英語授業展開される大学増加中
日本の大学で、英語ですべて授業が展開されるところは、大学では、国際教養大学や立命館アジア太平洋大学、学部レベルでは早稲田国際教養、立教経営などを筆頭に増加傾向にありますが、大変いいことだとは思います。
大学名 | 学部・学科・コース・プログラム |
国際教養大学 | 国際教養学部 |
立教大学 | 経営学部国際経営学科 |
早稲田大学 | 国際教養学部 |
上智大学 | 国際教養学部国際教養学科 |
法政大学 | グローバル教養学部 |
東京大学 | 教養学部PEAK |
国際基督教大学 | 教養学部アーツサイエンス学科 |
慶應義塾大学 | 経済学部PEARL |
立命館大学 | 国際関係学部グローバルスタディーズ専攻 |
立命館アジア太平洋大学 | 国際経営/アジア太平洋学部 |
その分、学生はとても大変だと思いますが、留学することを考えたら格安で英語環境に浸れるいい選択肢だと思います。
いま高校生だったらそんな学部を選択して大学受験していたかもしれないなあと思ったり。
企業が英語力必須を宣言すればすべてが変わる
この記事でAPUの出口学長は
「経団連がTOEFLiBT85以下の学生とは面接しません」と言った瞬間に変わる
と話していますが、実際そうだと思います。
これは強烈なインパクトがあります。就職が学生にとっては大事なことの一つだと思うからです。
大学生も英語できない現状になんとなく甘んじているのは、企業側が求めてこないことに大いに関係あるように思います。
英語が最低限できないといい就職ができないということになれば、
大学生の英語力が変わり
高校生の英語力が変わり
中学生の英語力が変わる
という流れが出てくる可能性があります。
ゴールが曖昧だと、やはり誰も動機を持ってやれませんからね。
まとめ
中国人も台湾人の英語の上手な人は、学生の頃から大量の時間を英語に投入している
おしまい
コメント