わたしの考える基本的な英語の勉強の流れ
①英文法をざっくりと理解する
(中学から初めて高校初級くらいのレベルまで)
②英文法の理解が進んで来たら必要な単語を並行して覚えていく
(英語学習中はずっと続ける)
③単語をある程度覚えてきたら、英文読解の練習をはじめる
(英検の問題利用)
④知識が増えてきたらアウトプットの練習をはじめる
(英検の面接試験利用)
※①から④の勉強をしているときは毎日音読をしっかり取り入れること。
④のスタートの目安は英検2級合格くらい。
初心者は最初は勉強法に悩みまくる?

英語の勉強を始めた人の大抵の人が陥るのがどうやって勉強したら良いか?だと思います。
結構質問が多いんですよね。もちろん私もかつてはその英語勉強法に悩むひとりでしたし、新しい教材をしょっちゅう探していました。
「このやり方はどうだろう?」
とか
「他にもいい方法があるんじゃないか?」
というのを思いながら過ごしていたあの時代がなつかしいです。
今でもより良い勉強法があるのではと考える時がありますが、いろいろやってみた結果、わかりましたが特別な学習法が多数存在するわけではありません。
教材や情報が大量に乱立している今の日本では選択肢が多いがゆえの混乱なんだと思います。
英語の勉強法はそんなにパターンがあるわけではないと思っています。
第二外国語として学ぶ多くの日本人にとっては、自分で選んだ教材を絞って、それを何度も何度も徹底的に繰り返してボロボロにする気持ちでやる。
そうすれば誰でもある程度までは英語は必ず成績が上がるし出来るようになります。
諦めずにわからなくても、とにかく繰り返し何度も読んだり何度も書いたり。
そうすればある時から理解がしやすくなる瞬間が来ます。諦めずに毎日少しづつ続けることが何よりも大事です。ただし一定の時間はかかります。
効率を求めすぎるのもバツ?
初心者からよく聞かれるものの多くに
「効率の良い英語の学習法はなんですか?」というものがあります。
確かにムダな時間を過ごしたくないという気持ちはわかります。誰もが最短で成功したいと思います。
が、語学については速攻で上達するような都合のイイものは絶対にありません。
英語はある程度の知識のインプットと練習がどーしても必要。
使った時間と英語力は必ず比例します。(正比例ではないけどね)
効率の良い勉強法は、逆説的ですが効率の悪いことをしてはじめて気づくものもあります。
何でも効率を追求するのは問題ですが、王道の英語学習のパターンが決まっている以上、それに沿った正しい方法で時間を使っていきましょう。
「効率的に!」勉強するという言葉にあまり影響されないようにするのがいいですね。むしろ気にしないほうがイイ。
最初から効率的にやって最短でうまくいくものでもないのでとりあえず初めて見るのが大事だと思いますよ。
今からでも時間を少しずつ取って英語と接する時間を確保してちょっとずつ頑張っていきましょう。
英語学習はスポーツの練習と同じ、そんな簡単なものではないぜ!
スポーツや音楽の経験がある人はこの感覚よく分かると思います。野球でも陸上でも、基礎練習を疎かにしている人は選手として成功しませんよね?
野球だったら素振りを欠かさないことだったり、陸上選手であれば毎日徹底的に走り込みをします。
音楽の練習も同じです。
ピアノを例に取れば、楽譜が読めるだけでは決して上手に引けるようになりません。
毎日毎日、基本的な(退屈な)トレーニングを繰り返し続けてしばらくしてやって感覚がすこーしずつだんだんわかってきて。
鍵盤の位置や、音が身体の中に感覚として染み込む感じです。
何でも同じですが毎日毎日地味な基礎練習を重ねることが、上達への道だったりするわけです。一流選手ほど基本練習を大事にします。
英語だって同じです。
毎日英語を声に出して読んだり、書いたり、単語を何度も確認して覚えていくのが、これに当てはまるでしょうか。
繰り返し繰り返ししつこく執念深く。英語学習の大事なポイントです。
目標は英検2級+α
海外に住むために英語をマスターしたいという人もたくさんいると思います。仕事で使いたいという人も多いと思います。
留学したいという人もいるでしょうか。とりあえず、初心者にはまんべんなくバランスよく英語の基礎を作って欲しいと思うのです。
海外に住むことを目的にそれに必要な英語だけ学べれば良いという考え方もあります。
でも日本で準備できる基本レベルは抑えた上で海外に向かっていってほしいと思います。
じゃあどのレベルを目指せば良いのか?という話ですが、わたしの提案はまず、
英検2級レベルをめざせ!です
最初はTOEICではなく英検を私は勧めます。なぜなら英検は四技能が求められる英語試験であり、「読む・書く・聞く・話す」が満遍なく勉強することができると思うからです。
まあ、実際最初の勉強は初心者は「読む、聞く」が中心になると思います。
英検2級レベルまでマスターしていると、英語の大枠が理解できるようになりそこから自分の目指す英語に向かうためのベースが出来ていると言えるでしょう。
仕事で使えるようになりたいのであれば、英検2級+α(仕事で使う表現・単語)でαに自分のほしい領域の知識を足して学んでいけばよいのです。
あくまで基本は英検2級が元にあるべきです。
最初から勉強内容や勉強法には手広くしすぎない
英語の成績が上がってきて中級者くらいになって少し余裕が出てきたら、いろんなツールを使って英語の勉強に幅を持たせるのは良いと思います。
楽しみとして好きな映画やドラマをたくさん見たり、Youtubeでお気に入りの英語チャンネルを見たりするのはとても良いことと思います。
モチベーションの維持になりますしね。
新聞や雑誌、小説などを読むのは英語のリーディングスキルを上げるのにとても効果的です。
但し、初心者がこれをすべきかというと必ずしもそうではありません。
基礎力がないときに、このようなことをしても難しくて投げ出すのがオチだからです
まずはしっかり底力を固めることに集中して英検2級が取れる実力がついてから、新聞や雑誌、映画などのいろいろな教材を英語学習に取り入れるのが良いと思います。
手にとってやってみるとわかるのですが、思った以上に難解表現や単語が多かったりするので基本知識がないと理解出来ないものが多いと思います。
多読用のペンギンリーダーズのようなものであっても、英検2級くらいあったほうが楽しみながらリーディングが出来ます。実力がないと逆にストレスを感じます。
私の経験上。
休憩や気分転換に英語に触れるのはとても大事です。
映画や雑誌、小説など読むことがだめと言っていないんです。出来る人は、ぜひ取り入れていってほしいです、出来るならば。
僕はできませんでした。
学習開始初期は何を優先すべきかと言われると、英検2級とれるためのベースの実力をつけてからの方が、映画やドラマを見たときに深く学べたと個人的には思います。
英語をなんらかの形でものしていきたいと考えているのであれば、英文法、単語の習得は英語の土台となる部分なので、疎かにしてはいけません。
わたしは英会話ができればそれで良いという人に対しても、できれば中学文法の復習からやるべきと声を大にして言いたいです。
英文法の基礎がある人とない人では英会話の習得スピードが全然変わってきます。仮に文を暗唱する場合でも効果は変わってきます。
以外に文法を理解するのは大事なことだということは後々になって実感しています。
文法をもう一回勉強するってことは、いわゆるお勉強をしないといけません。最低限は。結構苦痛な部分もあると思います。
そんななかでも楽しく学べるようにスタディサプリなどのサービスを使って、実りある英語学習になるようにこのBlogを通じて応援していきます!
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